ロボットはさまざまな諸条件を考慮して選定する必要があります。
単に可搬重量だけでなく、速度、用途、スペースなどや外部環境によっても状況が異なります。
可搬重量

可搬重量とは、そのロボットが持ち運びできるワークの重量のことを指します。実際にはロボットには「ハンド」がつきますからハンドの重量を考慮せねばなりません。
軸数

ロボットは軸数が増えれば増えるほど複雑な動きが可能となります。但し、軸数が増えるほどコストが上がりますので、実際の用途に適した軸数を選定する必要があります。
動作範囲

ロボットは動作範囲内にも関わらず到達できないポイントも存在します。システム全体の配置を考慮の上、ワークまでの距離を計測しリーチを確認する必要があります。
動作速度

一般的にロボットの動作速度が向上するとワークの処理時間が短くなります。とはいえ、様々な要因によって動作速度は変化しますのでシミュレーション等での検証が重要となります。
用途

溶接、塗装など特殊な用途に使用される場合には、その装置に特化したロボットが選定されます。用途に最も適した特性・実績を持つロボットの考慮も必要になります。
使用環境

特に注意すべきはミスト、ヒューム、クーラントの影響のある悪環境など。逆に食品衛生やクリーン環境への考慮も必要となります。
設置形態

状況に応じて天井や壁へ配置することもあります。狭いスペースへ複数台配置する場合など、立体的に配置することで高密度のロボットシステムを構築することが可能となります。
知能アプリケーション

主にビジョンセンサを利用したものが挙げられます。選定の際には、ロボットだけでなくどういったアプリケーションを取り揃えているかも重要な要素となります。
システムアップメーカー(システムインテグレータ)

ロボット導入の際は、周辺装置などのシステムアップを手がけるメーカーとの付き合いも重要となります。様々なノウハウや経験のあるメーカーと付き合うことでトラブル軽減につながります。
アフターフォロー

厳しい環境の中で使用されるロボットには定期的なメンテナンスが必要となります。故障時に備え、サービス体制のしっかりしたシステムインテグレータとの付き合いも重要となります。














